制度導入以降、「すごい!そんないい会社あるの!?」といった驚きの声や、「怪しい!絶対裏があるんじゃな~い」といった疑いの目、「俺も100万円ほしー」といった素直な感想などなどをいただいている当社のフルチャージ入社制度(以下フルチャ:入社後1ヵ月の特別有休と試用期間満了後に100万円が支給されるエンジニア・デザイナーを対象とした中途採用制度)。
想像以上の反響をいただいたフルチャもいよいよ残り1ヵ月となりました。最後の駆け込み応募を期待しつつ(笑)、導入したコーポレート管理本部 人事グループの枝松に話を聞きました!
www.idcf.jp -フルチャの事を人に話すと必ず驚かれますし、SNSなどでも話題になったと思いますが、実際の応募数としてはどうだったんでしょうか?
実は、僕も当初この制度で本当に採用できるか不安だったんです。ですが、蓋をあけてみるとこれまでの約10倍という想定外の応募があり、結果的に目標値を超える人数の方に入社いただきました。メディアに取り上げられたりSNSで拡散されたのも大きいですが、やはり社長・役員はじめ社員が広報マンとなってフルチャを宣伝してくれたおかげかなと思います。
↑実在するんです。証明のため、フルチャ入社1号の山下と取締役 石田が対談
先月は、ある大きな転職イベントに参加したのですが、そのイベントの中吊り広告にIDCフロンティアの名前を掲載したいと言っていただいたのには、驚いたと同時にとても嬉しかったです。400社超の会社が参加するイベントで中吊りに掲載されるのはほんの一部。そうそうたる有名企業が並ぶなか、IDCフロンティアの名前を載せていただいたというのは、これまでの経験ではなかったですね。
-社員としてはフルチャの原資が気になるところです。まさか、その分お給料が減らされるとか、ギチギチのコスト削減指令が出るとかはないですよね??
ないです、ないです(笑)。
もともとエンジニア採用は紹介会社経由で行っていたんです。ただ、エンジニアは各社で争奪戦なので、どうしても大手が優先されてしまい、なかなか採用のできない状況が続いていました。そんな中、社長から「紹介会社に頼らない方法で、自分たちでどうすれば採用できるか考えて」との指令が・・!採用は紹介会社に依頼するのが当たり前のようになっていましたので、それに頼るなというのは、本当に難題でした。
優秀なエンジニアを採るためにはどうしたらいいか? 他社との優位性をつけるには?といったことは以前より考えていましたが、あらためて、社内のエンジニアに「何が欲しい?」「どうしたら大手よりもうちに来たいと思う?」と聞いてみました。
「お金」、「休暇」、「最新のIT機器」、「海外に行きたい」等さまざまでしたが、その中で選択したのが、まずは「時間」。「家族と一緒に過ごす時間がない」「学びの時間がほしい」という人に応えよう。さらに、時間を過ごすための「お金」も渡すことができたらもっと優位性を付けられると考えたんです。当社で直接募集して応募してもらえれば 採用費を抑えられるので
、その分本人にお渡しするお金にまわせます。フルチャはそんな経緯で生まれたんですよ。
↑フルチャ対談第2弾。
休みの過ごし方がレアすぎるケース
-なるほど、ほっとしました(笑)。従来の方法が使えないというピンチを新しい制度を生み出すというチャンスに変えられたのですね。
ありがとうございます。
ただ、フルチャという採用時のある種飛び道具的な施作だけでなく、仕事を続けていくうえで社員が能力を最大限発揮できるような制度や環境づくりをしていくことが僕たちの仕事ですので、今度はそちらの方でも話題になるような事ができればいいなと思っています。
‐お!期待してます!具体的に力を入れていきたいところは?
まずは働き方。
個々のパフォーマンスがあがる働き方、OneTeamとして組織全体のパフォーマンスが上がる働き方、一見相反する働き方ですが、どう相乗効果を産み出せるか?双方のパフォーマンスがあがる働き方をいま模索しています。
もう一つは自分の得意分野である労務について。「労務に対するコンプライアンスリスクゼロ」これを実現したいです。長時間労働問題など、労務に対するリスクはどの企業も抱えていますが、IDCフロンティアはゼロにする。自分が人事グループの長を任されている以上、絶対にやってやると気合を入れています。
フルチャが気になっていた人も、初めて知って激しく心が動いた人も、ご応募は今すぐ!(笑) でも、IDCFはフルチャだけではありません!働き方や社内制度など今後もブログでご紹介していく予定です。
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