IDCFコーポレートブログ

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毎年9月10日は「クラウドの日」です!

こんにちは、IDCフロンティア ブランドマネジメント部です。

このブログをご覧のみなさん、「クラウドの日」をご存じでしょうか?

実は、国内のクラウドサービスの普及促進と市場の更なる活性化を願って、IDCフロンティアが毎年9月10日を「クラウドの日」とすることを一般社団法人 日本記念日協会に申請し、2016年に正式認定されたものです。

なぜ、9月10日が「クラウドの日」なのか!?
それはクラウドの「ク(9)」と「ト(10)」の語呂合わせが由来だからです!「"ト"じゃなくて"ド"でしょ、それってなんだか無理矢理じゃね?」なんて思ったそこのあなた!申請した担当者は至って真面目に考えておりましたので、そんな小さなことをツッコんではいけません。認定から6年の時を経てここにカミングアウトしますが、このブログを書いてる人物が申請した本人なのです!

※当時の発表資料はこちら
www.idcf.jp

そんな前置きはちょっと横に置いておいておきましょう。
この「クラウドの日」にまつわる当社のお話を少しだけさせてください。

今を去ること16年前の2006年、オンラインストレージの「Amazon S3」と、コンピューティングリソースを提供する「Amazon EC2」が登場しました。その後の2008年に、国内クラウドコンピューティングのマーケットはこれらのパブリッククラウドサービスが先行する形で立ち上がったと言われてます。

国内で盛り上がり始めた動きに呼応して、翌年の2009年6月にIDCフロンティアも国内事業者としては一早く、ビジネス向けにコンピューティングリソースを提供する初代クラウドサービスの提供を開始しました。その後、国内事業者も続々と市場に参入し、海外のメガクラウド事業者とあわせ利用者はさまざまな選択肢が増えていきました。

いまどきは「クラウド」というと、サービスを提供するもの(SaaS)、プラットフォームを提供するもの(PaaS)、クラウドで提供されるものをひっくるめて「XaaS(X as a Service:ザース)」などと呼んでいたりしますが、当時の「クラウド」と言えば、インフラを提供する 「IaaS(Infrastructure as a Service:イアース/アイアース)」を指すことが多かったのではないかと思います。

初代クラウドサービスの当時のサーバー機器
ただ、この初代クラウドサービスはお客さまがご利用いただけるまでに人手を介しているところも多く、いつでも必要な時に必要なだけお客さまにサービスをご提供するにはやや難がありました。このような課題を解決し、Webのポータル経由でお客さまがご自身でリソースを構築・管理できるようにした2代目のクラウドサービスを2年後の2011年9月にリリースしたのです。

ところが、この2代目クラウドもポータルの機能部分を他社製のソフトウェアに依存していたため、リリース後に中々自分たちの思い通りに改良を加えていくことが難しいという別の課題を抱えていました。そこで、これまでの方針を変更してフルスクラッチで自社開発を進める方向に舵を切り、約3年後の2014年10月に現行のクラウドサービスである3代目「IDCFクラウド」が登場したのです。
「IDCFクラウド」のサーバー機器(一部)
このような歴史をたどってきた「IDCFクラウド」ですが、提供した当初は東日本だけだったリージョンも西日本が追加され、リージョン内のゾーンも増設が進められてきました。いまでは仮想マシンをご提供するコンピュートに加え、連携サービスも含めてサービスラインアップも増えて成長しています。「クラウドの日」は、これから益々発展していくだろうクラウド市場と、自分たちのクラウドサービスに対する熱い思いも重ね合わせたものでもありました。

【IDCFクラウドのラインアップ】
コンピュート
RDB
クラウドストレージ
DNS
GSLB(広域負荷分散)
インフィニットLB
CDN
プライベートコネクト(閉域網)
クラウドネットワークコネクト

また、2021年5月からはマルチインフラ環境でKubernetesクラスターの構築・展開・管理を実現するマネージドコンテナサービス「IDCFクラウド コンテナ」のサービス開始や、2022年8月からはAmazon Web Services、Google Cloud™、Microsoft Azureなどのメガクラウドへ、セキュアな閉域ネットワークでの接続が可能になる「インターコネクト:メガクラウド」も提供を開始し、「IDCFクラウド」とのマルチクラウドやマルチインフラの環境を容易に構築できるようになっています。

このように、着実に自社クラウドサービスを充実・進化させてきましたが、今後も微力ながらクラウドサービスの普及促進と市場の更なる活性化もクラウド提供事業者の立場から担っていきたいと考えております。

ということで、9月10日の「クラウドの日」をよろしくお願いいたします!この日は当社だけの記念日ではなく、クラウドを利用しているお客さまや、提供されている事業者さまみんなの日です!世の中の「クラウド」についてふと考えてみる、そんな日になればと思っております!!よろしければ #クラウドの日 をつけて呟いてみてください!

……

ちなみに、毎年12月1日はIDCフロンティアのもうひとつの事業でもある「データセンターの日」です。こちらはデータセンター(Data Center)の頭文字の”DC”から「December(12月)」と、安心・安全第一が事業の基本であることを示す「1日」の組み合わせが由来となっています。

「クラウドの日」を申請した担当者としては、この「データセンターの日」の由来よりも、同じ9月10日の「牛タンの日」の「牛(9)たん=テン(10)」と読む語呂合わせのほうがとってもシンパシーを感じますね!

最後になりましたが、IDCフロンティアの3代目クラウドサービス、組み合わせ自由!シンプル・パワフルな「IDCFクラウド」もどうぞよろしくお願いします! www.idcf.jp

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