こんにちは、IDCフロンティア ブランドマネジメント部です。
当社はこれまで、時流に合わせてさまざまなデジタルインフラサービスの提供を続けてきました。現在はデータセンターやクラウドサービスを主軸として事業を展開しており、社員の大半が開発・運用を担うエンジニアで構成されています。
中でも「セールス(営業)」と「エンジニア(技術)」を名前に含むセールスエンジニアは、お客さまから直接ご要望をきく一方で、最適な提案をするエンジニアとしての高度な知識も必要となるハイブリッドな職業です。
今回は、そんな当社セールスエンジニアたちが、お客さまの気持ちを知るために取り組んでいる「アプリケーション勉強会(通称:アプリ塾)」についてご紹介します。
専門外の知識が必要になったときどう動くか?
先述したように、当社がデータセンターやIaaSなどのインフラを提供する企業であることから、セールスエンジニアもおのずとインフラエンジニアやネットワークエンジニアが多くを占めていました。
そんな中、CDN、データ分析、Google Cloud Storage™️の再販、さらにコンテナサービスと提供するサービスがインフラだけでなくアプリケーションレイヤーにも広がったことで、アプリケーションエンジニアのお客さまに対してサービスを提案する機会も増えてきました。
専門外の知識が必要になったものの、インフラを売る業務をこなすだけではアプリケーション開発の知識は身につきません。また、コーディングに苦手意識を持つインフラエンジニアがアプリケーションレイヤーのスキルを独学で獲得していくことは難しいものです。そこで、「一般的なシステム開発の知識や、コンテナやクラウドネイティブなどのスキルを向上させる、勉強会を開催しよう」ということになったのです。
実際にアプリケーションを開発する「アプリ塾」を開始
フルスタックエンジニアで、クラウド系新サービスの企画や立ち上げなどにも携わっていた矢谷を中心に、社内の若手セールスエンジニアが有志で集まり、実際にコンテナを活用したアプリケーション開発「アプリ塾」を開催することにしたそうです。
「2022上期のテーマはコンテナのメリットを理解することをテーマにしています。具体的には、まず自分たちで実際にアプリケーションを実装して動かしてみて、一般的なシステム開発と運用における課題を理解することを目標にしています。そして、それをコンテナなどのクラウドネイティブな技術を使って何がどう良くなるのか、そのメリットを実際に感じてみるという感じです。」
「週に1度、課題を出して翌週までに各自の成果物を持ち寄ります。次の定例会で報告と、分からなかった部分の質問をして技術への理解を深めています。」
go 言語で簡単な WEB アプリを実装し、コンテナや Kubernetes などのクラウドネイティブなツール群を使わずに運用してみて、まずそのわずらわしさを身をもって感じているところとのこと。 ちなみに、今週のお題は「ツールを使わずにロールバックして神経をすり減らしてみる」です。
今後もお客さまの課題に寄り添ってプラスアルファのご提案ができるよう、セールスエンジニアをはじめ全社一丸となって邁進してまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。