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東京府中データセンターから生中継!ウェビナーで「高負荷ハウジングサービス」をご紹介

こんにちは、IDCフロンティア ブランドマネジメント部です。

3月8日から提供を開始した、GPUやHPCサーバーなど超高発熱機器の高集積に対応する「高負荷ハウジングサービス」をご紹介するウェビナー、「【30分で分かる】高性能サーバーの消費電力問題を一気に解決!」が先日開催されました。

本ウェビナーは、「高負荷ハウジングサービス」への興味・関心をお持ちいただくことと、サービス内容の理解をより深めてもらうため、いつものスライドでのご紹介に加え「東京府中データセンター」の現場の様子もぜひご覧いただこうと企画しました。ウェビナーのご視聴を見逃した方に雰囲気だけでもお伝えしたく、開催までの裏側と当日の模様をレポートします!

このブログの執筆中にデータセンター前の桜が満開になりました!

まず、企画検討の段階からウェビナーの途中でデータセンターからの中継を入れることは最初から決めていました。ですが、これまで複数のスピーカーが参加するウェビナーの経験はあったものの、テレビ中継のような形でやったことはありません。

普段はオフィスなどのネットワーク環境が整っている場所からカメラ映像を送るようにしていますが、サーバールーム内での接続環境は果たしてどうなのか。もしかして、建物の厚い壁に阻まれてモバイルネットワークすら電波が届いてなかったりして……などの不安だけが募ります。机で考えていてもしょうがないので、まずは現地でロケハンです!

「高負荷ハウジングサービス」専用エリアでテスト撮影の様子

当日の現地中継を務めるサービス企画担当の秋田谷にも手伝ってもらい、どのようにウェビナー視聴のみなさまに向けて現場から説明するかの検討です。この写真からはまったく伝わらないのが残念ですが、サービスの特長でもあるリアドア型空調機のファンの音と大風量の排気が凄すぎて、目の前にいる秋田谷の声がまったく聞こえません!

すぐ横はおろか、相手にぐっと近づいて大声で叫んでやっと聞こえる程度。生中継したいのにこれではまずい。そもそもこのご時世に近づいて大声を出して中継なんて絶対NGです。

で、思いついたのが、業務用に社員が携帯しているiPhoneとマイク付きイヤホン。最初はお互いに電話をつなぎ意思疎通を図ろうと思ったのですが、試しにZoomミーティングでつないでマイクを口に近づけてみるとあら不思議。お互いの声がクリアに聞こえるではありませんか。Zoomをお使いの方はご存じの通り、Zoomには自動で音量を調整したり、背景雑音を抑制する機能があり、ラックからの轟音は綺麗に取り除かれて互いの会話だけやりとりすることができました。

これなら現場からの説明トークもiPhone経由でZoomにパネリストとして参加することで可能になります。最終的には感染対策として着用しているマスクの中にマイク部分を押し込んで、工事現場などでも使う防音用イヤーマフも耳に装着することで、轟音を気にすることなく説明する目途が立ちました。

中継時の見栄えが良くなるようカメラの位置調整も重要です

また、不安要素だったネットワーク環境も、社内用の無線LAN設置が完了していたので、こちらを使うことで接続環境もクリア。

現地からの中継用機材は特別なものではなく、以前このブログでもご紹介したビデオカメラのHDMI出力映像をPCにつなぐとUSB経由のカメラとして認識してくれる「Blackmagic Design ATEMスイッチャー」を使って、HDMIケーブルが届く範囲の中でカメラの位置や担当者の動きがベストになるよう調整します。

データセンターサービス本部 サービス企画部 菅野晋輔

そして、いよいよ本番当日。
ウェビナーで説明を担当する全員の接続を済ませ、いよいよウェビナースタートです。まずは、サービス企画担当の菅野からスライドを使ってサービス概要のご説明です。

自分の出番までiPhoneでウェビナーの進行状況をチェック

菅野が説明を行っている間、データセンター中継のスタッフはウェビナーの進行を見守ります。現地説明担当の秋田谷は、自分の出番が近づいてくると中継位置に移動して、iPhoneで菅野の説明を聞きながら待機です。

担当の秋田谷には申し訳なかったですがモール内の大風量をリアルにお伝えできたかも

轟音は写真からは伝わりませんが、モール内を歩きながら説明することで大風量を直接受けた秋田谷の髪が舞い、リアルにお伝えできたかもしれません。

データセンターサービス本部 サービス企画部 秋田谷優

また、スライドだけでは伝わりにくいラック内部の細部にいたるまで映像を交えて説明することができました。複数のラックをご利用になるお客さまには便利なポイントとなる、隣接ラック同士の配線が容易になる特別加工のスリット部分もご紹介。

カスタマー本部 サイトオペレーション部 片寄光大郎

続いて、サイトオペレーション部の片寄にバトンタッチし、「オンサイト運用アウトソーシングサービス」の説明に入ります。片寄には実際にサービスでも利用しているネットワークカメラを準備してもらい、サービス用のカメラ映像もウェビナーに参加します。

ウェビナー視聴者には3画面で「オンサイト運用アウトソーシングサービス」を説明

ウェビナー視聴の方には、サービス説明を行う菅野、現地でネットワークカメラを操作する片寄、さらに片寄の様子を撮影する中継カメラの3映像で、実際にサービスで提供している映像と実際のオペレーションがどのようになっているかもご紹介することができました。

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ウェビナーレポートを最後までご覧いただきありがとうございました。このウェビナーでご紹介した「高負荷ハウジングサービス」と「オンサイト運用アウトソーシングサービス」の詳細は、こちらのページからご覧いただけます。ご興味をお持ちいただけましたら是非ご覧ください! www.idcf.jp

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