IDCFコーポレートブログ

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停電は?火災は?データセンターの防災対策ご紹介します。

先月、大阪府吹田市と摂津市、大阪市東淀川区の一部で大規模な停電が起きたことは記憶に新しいかと思います。IDCFが運営する吹田データセンターはこの停電の影響を受けることはありませんでした。
本日は、9月1日の防災の日にちなみデータセンターでの災害への備えを少しご紹介したいと思います。



普段電気がどこからきているか意識している方は少ないと思いますが、発電所でつくられた電気は最初に超高圧変電所へ送られ、そこから一次変電所、中間変電所などを経て一般家庭などに届きます。

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IDCFデータセンターの受電例

先日の吹田地区での停電はこの変電所からの送電がストップしてしまったために起こったのですが、(送電線に穴が空いていたことが一因と報道されていますね。)吹田データセンターの場合は、複数の変電所から受電しているので、ある変電所からの送電がストップしても、他の変電所から受電することができるためデータセンター内の電気の供給は問題ありません。

では、受電している変電所からの送電がすべてとまった場合はいよいよデータセンターも停電してしまうのでしょうか…?
ご安心ください!その場合は自家発電設備(GTG)により万一の際の電力供給ができるようになっています。

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こちらは実際に作動したことはありませんが、試運転点検は定期的に行っています。



続いて、データセンター内の災害対策を見てみましょう。

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こちらの機械は、超高感度煙感知システムです。常に空気中の微粒子を監視して、火災にならないよう対策しています。

それでも、万一火災が起きた場合、サーバーには水はご法度なのでスプリンクラーなどではなく不活性ガスなどの消火システムを採用し、お客さま機器に損傷を与えないようにしています。
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警備と監視カメラで24時間365日の監視に加え、セキュリティゲートや、生体認証で本人確認していますので不正侵入はできません!
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最後に、データセンターを運営する側の我々ですが、災害を想定したオペレーションスタッフの訓練はもちろん(こちらは別の機会にご紹介したいと思います。)、通常のオフィスの防災訓練もしっかり行っております!(紀尾井町オフィスは今年に入って既に2回!)
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当社は本日は訓練はありませんが、配られている防災リュックの中身を今一度チェックして、(ラジオを実際に動かしてみたり、食品の賞味期限を確認してみたり…)防災への意識をあらたにしたいと思います。
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