先日、大分県の豊後高田市立真玉中学校の生徒さんに北九州データセンターを見学いただきました。
実は、真玉中の平松校長先生は元々一般企業でデータセンター事業に携わっていた方なのです。IDCFともその当時にご縁があり、今回の見学会へと繋がりました。
後日、生徒の皆さんから御礼のお手紙をいただいたのですが、そちらでの感想コメントが多かったものと絡めて見学の様子をご紹介します!
インターネットやアプリを辿るとそこにはデータセンターがあることがわかった!!
生徒さんにとってインターネットやアプリは身近な存在。でも、それがどうやって配信されているのか、配信しているサーバーはどこにあるのか、普段は意識することがないと思いますが、今回は実際の見学の前に、インターネットに関する一般的なお話やデータセンターの役割、特長などをお話させていただきました。
少し難しい内容もあったと思いますが、生徒さんはデータセンターについて事前に自主学習をして臨んでいたので、無理なく聞いていただいたように思います。ちなみにその学習資料を見せていただいたのですが、素晴らしい出来で当社の会社説明会や新人研修用に使わせていただきたいレベルでした!
事前学習の様子(真玉中HPより)
まるで飛行場!?大迫力のGTG!!
ずらりとならんだ10台以上のGTG(非常用発電機)。万一の商用電力停電時には、このGTGで電力供給が可能になります。今回は特別に、点検用の試運転モードにして実際に動く様子を見学いただきました。「ゴゴゴゴゴゴ・・・・!」という大音量とともに黒い煙が出てくる様子をみてびっくりした生徒さんが多かったようです。(ここは写真ではなく動画を撮っておくべきだったと後悔…。)
サーバールームでは、コールドアイル(サーバーを冷やすための冷気が導入される場所)とホットアイル(サーバーからの排熱が集まる場所)を見学し、それぞれ「あ、ここ涼しい~」、「うわっ、あったかい~」とういう素直なリアクションで、冷たい空気と温かい空気の流れを感じていただきました。
セキュリティ万全!悪い事ができないようになっている!!
データセンターに入るための静脈認証や扉ごとに必要なセキュリティカードでの認証、また、いたるところにある防犯カメラを見て、多くの生徒さんがセキュリティ対策がすごいとの感想を寄せてくれました。
見学の後の質疑応答でも、不正アクセスや情報漏えいに関する質問などが出て(質問もレベルが高い!)セキュリティに関する関心の高さがうかがえました。
ただ、カメラを見るとどうしても手を振って自分の姿を確認してしまうのは、中学生あるあるでしょうか(笑)
社員の人と交流できて楽しかった!
こちらは番外編的ですが、見学の合間に引率の社員とのちょっとしたおしゃべりも楽しんでもらえたようです。私が同行したチームでは、年齢の話でかなり盛り上がっていました!(実年齢よりも若く見える人が多かったようです笑)
最後に北九州データセンターの松尾から、「たぶん、皆さんはデータセンターのことは知らなったと思うが、もともと自分が好きなことや興味があることだけでなく、知らなかった事を知って、視野を広げていくことはとても大事なこと。今回の見学がそのきっかけになれば嬉しいです。」とお話をさせていただきました。
そんな言葉を聞いていると、ついつい想像が膨らみ、将来はエンジニアになってIDCFのサービスを使ってくれるかも??いや、IDCFに入社っていうのもあり得る!?などと考えてにやにやしてしまいます。
今回の見学会が、生徒さんが将来を考える際の何かのきっかけになったり、中学時代の楽しかった思い出の一つに刻まれたのであれば、社員一同こんなに嬉しいことはありません。