はじめに
こんにちは。「LT(ライトニングトーク)&ものづくりクラブ」代表の沼野です。
社内勉強会として有志で数年活動していましたが、会社のクラブ支援制度ができた2016年から「LT&ものづくりクラブ」として新たに活動しています。
クラブとして活動するにあたり、メンバーから「3Dプリンターを触ってみたい」と声があがったので、「3Dプリンターを購入・作成する」事に挑戦しました。
購入
10万円以下のもので検討し、XYZprinting社の「ダヴィンチ Jr. 1.0 3in1」に決めました。早速注文。
https://jp.xyzprinting.com/jp_ja/Product/da-Vinci-1.0-Junior-3in1
開封の儀
数日後、届いたので、早速開封します。わくわくしながら、皆でセットアップします。
皆で悩みながら、1つずつパーツを取り付けていきます。
なんとか完成です。
作成してみた
試行錯誤しながら、いろいろと作成してみました。3Dデータの作成からはかなり敷居が高いので、最初は公開されている3Dデータの印刷から試しました。
スマホスタンドとブロックです。これらは公開データを使っています。1個印刷するのに約30分かかりました。
印刷する樹脂の色は数種類用意しています。
IDCFのロゴマークでもあるモリオのクッキー型です。Web製作グループにモリオの画像データから、3Dデータを作成してもらいました。
少し前になりますが、バレンタインデーのモリオチョコも作ってもらいました。
真ん中の青い石鹸…ではなくチョコです。
トラブル発生
いろいろと印刷をしていたところ、ある日突然、印刷がかすれるようになり、そのうち、写真右側のように全く印刷できなくなりました。(樹脂を交換した後なので、色が変違いますが、左側と同じものです。)
メーカーに問い合わせしたところ、印刷のノズル口に樹脂が詰まったようでした。
当初は、不具合が起きる度に途方にくれていましたが、今では、プリンタモジュールを分解して、詰まりを取り除く等、大体の不具合に対して対応できるようになりました。
今後について
3Dプリンタのデータ作成ができるようになればいいのですが、0からの作成はかなり難しいことが分かりました。(やはり美術的センスが必要でしょうし、コンピュータ上で3Dで絵がかけないといけないですし。。。)
なので、美術的センスがない人でも、プログラミング言語と連携して幾何学模様を作成する等を模索したいと思います。そうすることで、プログラムと3Dプリンタ両方に対して、皆の敷居を少しでも下げる事ができればと思います。